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 ◆ 【Field Work】 2005.10.15-16 岐阜県飛騨市河合(旧河合村)・天生湿原 ◆
 旧河合村の集落では、トチ、クリ、ムカゴなど山の実りを採集し日常のごちそうにしています。。天生県立自然公園では、雨上がりの紅葉のブナ林、湿原などやわらかな美しさでした。

天生県立自然公園

ここでもブナが大豊作。クマやネズミも食べきれないのか、歩道にたくさん落ちています。 ツノハシバミ。これも豊作です。日本中そうなのでしょうか。おいしい実が入っています。
天生湿原。高層湿原。オレンジ色はカエデ類。ほか、オオカメノキ。 ナナカマドは葉がすっかり落ち、実だけが残っています。
ハウチワカエデ。湿地の周りに多くあります。   ここのカエデ類は、ハウチワカエデ、ウリハダカエデ、ミネカエデ、オオイタヤメイゲツ。
尾根から望む風景。籾糠山をバックに。 木平湿原。なぜか尾根の最上部にお盆のように湿地があります。モウセンゴケがたくさん実をつけていました。
尾根付近にはダケカンバの大木が林立。径1mぐらいのものもあります。林床にはクマイザサが多く、ほか、サワフタギなど。 サワフタギの実。これは例年より少ないとか。
谷ではカツラ多く見られます。大木が多くあります。 サワグルミもよく実っています。カツラとサワグルミは岩のごろごろした谷筋でよく一緒にいます。サワグルミは真っ先に葉を落とします。
川原の石。入り口からここまでは粘土が多かったのですが、このあたりで様子が変わります。白い石は石灰岩系。大理石。 トリカブトの果実。トリカブトは多く見られます。
ブナとツタウルシなどのつる植物。 谷と尾根の中間はブナの純林。キハダ、ホオノキも多く混じっています。下層にはウリハダカエデ、オオカメノキ、ハナヒリノキ。
 天生にはなぜかミズナラがありません。ブナ林には針葉樹が混じらず、日本海側の様相です。ブナの樹皮は下から3メートルぐらいまでコケやシダが着生しておらず、雪の深さを示していました。

 キノコでは、ツキヨタケ、ブナハリタケ、ムキタケが多く見られました。

 紅葉はあまり鮮やかではありません。これから、というよりは、今年の紅葉はここまででしょう。ブナも黄色くならず散っています。オオカメノキやヤマブドウの赤もさえませんでした。けれども、全体にスモーキーな色調は、それはそれでやわらかく美しいものでした。
  
2005.10.18作成 清藤奈津子
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